Googleアナリティクス入門Vol.04「一番最初にどのページに入ってきたかを見る」

さて、今回のお題は・・・

「一番最初にどのページに入ってきたかを見る」

です。

あなたのサイトをお客様が一番最初にみたページ、入り口になったページを「ランディングページ」といいます。

ランディングページを知ることはなぜ大切なのかというと

ランディングページでサイト全体の印象が決まってしまうからです。

ランディングページの直帰率が高いと、そのランディングページの印象が悪かった、あるいは興味をひくものではなかったという場合もあります。(直帰率については、こちらのバックナンバーを参照ください。)

流入の多いランディングページを特定すれば、そのページをもっと魅力的にすることで、他のページへの遷移をうながしたり、電話予約、Web予約、Line予約などのアクションをうながし「サイトが集客する装置」としてよりベストなカスタムを考えるための資料になります。

▶ランディングページの確認をしましょう

アナリティクス講座4-1

左側メニュー「行動→サイトコンテンツ→ランディングページ」の順にクリックしましょう。そうしますと、折れ線グラフの下に一覧表が表示されます。

この中でまず、注目してみていただきたい列は「セッション」と「直帰率」です。

セッションという列では、どれだけの訪問数で最初のページとして開かれたかを見ることができます。

例えば、表示期間を1ヶ月にしていて、ランディングページが「/」でセッションが80とあると、「1ヶ月のうちに、最初に表示されたページがトップページだった訪問数が80件あった。」という意味になります。

トップページは必然的にランディングページとなることが多いので上位に表示されます。

トップページ以外にもランディングページの上位に来ているページのコンテンツを充実させるなら、集客に結びつくかもしれませんので、チェックするようにしましょう。

次に見ていただきたいのは直帰率です。

例えば、ランディングページが「/」で、直帰率が90%と表示されている場合は、

「80件のうちの72件はトップページを見ただけで帰ってしまった。」

ということが分かります。

内容が充実していて、そのページだけで事足りた場合なども考えられますので、直帰率が高いだけで悪いページとは言い切れませんが、なんらかのアクションを取らずに離脱しているケースが多いのであれば、コンテンツを見直す必要があるのかもしれません。

では、ランディングページから次はどこのページに移動したのかを見たい場合はどうしたらいいのでしょうか。

アナリティクス講座4-2

上の方の「すべてのユーザー」と書いてあるすぐ下に「エクスプローラ」と「入り口からの遷移」というタブがあります。

「入り口からの遷移」タブをクリックしましょう。

そうすると

折れ線グラフの下に「ランディングページ:/」とあります。

その下に「2ページ目」の一覧が表示されていますね。

この表示では、ランディングページが「トップページ」だった場合に、次にどのページにどれだけ遷移したのかを確認できます。

「ランディングページ:/」の横の下向き▼をクリックすると上位10位のランディングページが表示され、調べたいページをクリックするとそのページの「2ページ目」の一覧を表示させることができます。

なかなか文章だけの説明では難しいところがあるかと思いますが、解析の一助になれば幸いです。

続きVol.05はコチラ! → 「特定のページの前後の動きを知る」

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言葉の説明よりも理解していただけやすいですので、この機会に是非ご覧になり参考になさってみてください。

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