こんにちは!
先日よりお届けしているGoogleコアアップデートの基礎知識も、第6弾まで来ました。
Googleコアアップデートの基礎知識①はこちら
Googleコアアップデートの基礎知識②はこちら
Googleコアアップデートの基礎知識③はこちら
Googleコアアップデートの基礎知識④はこちら
Googleコアアップデートの基礎知識⑤はこちら
今日は検索結果の順位に大きく関わる、E-A-Tについて見ていきましょう。
E-A-Tとは
E-A-Tとは、Googleがホームページを評価する基準の1つです。
「Expertise(専門性)」
「Authoritativeness(権威性)」
「Trustworthiness(信頼性)」
の頭文字をとってE-A-Tと呼ばれています。
Googleには世界各地に品質評価者と呼ばれる人たちがいて、検索品質評価ガイドラインというマニュアルを基にホームページを評価しています。
(ただし、品質評価者が検索結果を変えることはありません。彼らのフィードバックを元に、アルゴリズムの変更が検討される仕組みです)
この検索品質評価ガイドライン内で提示されている評価基準の1つがE-A-Tなのです。
E-A-Tが高ければ高いほど、評価も高くなります。
それでは、1つずつ中身を確認していきましょう。
Expertise(専門性)
Googleコアアップデートの基礎知識④でもお伝えした専門性。
そのジャンルに特化した知識を提供しているページが、専門性が高いと判断されます。
病院であれば病気の専門知識、アパレルショップであれば洋服の専門知識が含まれたページの評価が高くなるというわけです。
専門性を高めるためには、専門家への取材内容や独自の体験談、聞き伝えではないオリジナルの情報を掲載すると良いでしょう。
Authoritativeness(権威性)
権威性は「誰が発信しているか」を重要視するものです。
もし一個人と有名なお医者さんが、ある病気について全然違うことを言っていたら、どちらを信用しますか?
有名なお医者さんを信じる人の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。
Googleも同じで、発信者が信頼に値するか人物かどうかチェックしています。
コンテンツに著者名や著者の経歴・資格を明示することはもちろん、他社サイトに引用されるような情報を発信すると、権威性が高いと判断されるでしょう。
Trustworthiness(信頼性)
権威性と少し似ていますが、ホームページの内容や運営者が信頼できるかどうかを問うのが信頼性です。
院の情報(住所、電話番号、職場風景など)を積極的に公開すると、ユーザーに安心感を与え、信頼性につなげることができます。
また、コンテンツは新しい方が信頼性が高まります。
情報の移り変わりが激しい昨今、古い情報は使い物にならない可能性が高いからです。
コンテンツの公開日や更新日を表示しておき、常に最新情報をアップするように心がけると良いですね。
もしもコアアップデートで順位が下がってしまったら、E-A-Tの観点からコンテンツを見直してみると、順位が回復するかもしれません。
もちろん、新しくページを制作する際にもE-A-Tは役立ちますので、覚えておいて損はありませんよ。
それでは、また次回!