【2018年8月】Googleアルゴリズムアップデート後の評価基準

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■Googleの考える「コンテンツ評価」の定義が変わった■
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Googleは基本的に「ユーザーファーストの概念」を元にコンテンツ作成することを推奨しています。

それはつまり「ユーザーにとって有益で関連性の高い情報を提供しているサイトを評価する」ということです。

この「ユーザーにとって有益で関連性の高い情報」とは、これまでのSEO対策でいう「内容量の多さ」でした。

「文字数が多い」「ページ数が多い」「情報量が多い」

今まではこういったサイトが良いとされていたので、整骨院のSEO対策も、症例・患者様の声の追加やブログ記事をたくさん投稿するなどを奨励してきました。

しかし、この考えを根底から覆すような出来事が起こりました。

Googleの評価するコンテンツが、「内容量の多さ」から別のモノに変わってしまったのです。

どんなコンテンツが、Googleで評価されるコンテンツなのか?

 

では、一体どのようなモノに変わってしまったのでしょうか?

これは、「検索クエリと関連性の高いコンテンツ」がより重視されるようになったと考えられます。

つまり、「ユーザーの検索キーワードとコンテンツの一致度の高さ」が評価されるようになったのです。

その結果、今までのSEO対策で上位表示されていた整骨院が、一気に順位を落とすことになってしまい、「地域名+整骨院」のようなキーワードで落ちるだけでなく、中には「自分のサイト名を検索しても出てこない」という事態が起こりました。

 

検索クエリと関連性の高いコンテンツとは?

 

では「神戸 整骨院」というキーワードの検索例で考えてみましょう。

このキーワードで検索したいユーザーが知りたい情報は「神戸にある整骨院の情報」です。

その情報とは・・・

■整骨院の基本情報が書かれている。
(院名・電話番号・メールアドレス・住所・営業時間・駐車場など)

■どのような施術をおこなうかが書かれている

■予約方法や来院時の注意点が書かれている

■施術者の情報が書かれている
(経歴・資格など)

■院の理念や考え方などが書かれている

■院の特徴が書かれている
(女性施術者在籍、キッズルーム有など)

上記のようなことが考えられます。

けれども、ユーザーが知りたいのは整骨院の情報なのに、もし症状のことや施術テクニックのことがメインで書かれていたりすると、どうでしょうか。

「ユーザーの求めている情報が提供されていない」=「キーワードに一致しない」とみなされ、「神戸 整骨院」のキーワードにとって、「症状」「施術テクニック」の内容は「余計なもの」「不必要なもの」となってしまうのです。
(※ページ全体をみての判断なので、ここで挙げたのはあくまで一例ですが・・・)

つまり余計な情報やノイズが多ければ多いほど、狙っているキーワードの順位が下がるということです。

2018年8月のGoogleコアアルゴリズムのアップデート以降、「地域名+整骨院」というキーワードで検索した際、ボリュームの少ない整骨院サイトが上位表示されているのを見たことはありませんか?

「なぜこんなHPが上位検索されているの?」と不思議に思ったことはないでしょうか?

それは、

リュームの少ないHP=ノイズが少ない=減点が少ない=キーワードの一致度が高い

と考えられるからです。

このことから、今後のSEO対策では「ユーザーの検索キーワードとコンテンツの一致度の高さ」をしっかりと念頭に置くことが大切です。

むやみやたらにコンテンツを増やすのではなく、内容をしっかりと選定・吟味してから掲載することを心がけてください。

これが、整骨院サイトが置かれているSEO対策の現状なのです。

今回は「Googleのコンテンツ評価基準の変更」についてお話しましたが、今後もアップデートは続きます。

なぜなら、Googleは常に質の高いサイトを求めているからです。

「サイトは生き物」と日頃から口酸っぱく言っておりますが、「検索エンジンも生き物」であること今回のアップデートで実感されたのではないでしょうか。

時代時代で変わりゆくユーザーニーズに合わせることも必然のことながら、サイトを運営する側も、さらにその先で進化し続ける存在であることが求められます。

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