こんにちは。yokoです。
サイトのターゲットの定着率を見るユーザー維持率というものがあります。
最初にサイトを訪れてから数日たって、再度、サイトを閲覧、または問い合わせをしているユーザーがどれくらいるのかを見る指標です。
ユーザー維持率はGoogleアナリティクスで見ることができます。
左端の日付はそのユーザーが初めてサイトに訪れた日付です。
上の行は、その日から何日後にサイトを再度、訪れたのかが分かります。
マスの色が濃くなっているのが訪れた人の割合が高い部分です。
ユーザー維持率を意識した方がいいのはどんな時でしょうか?
それを理解するために、まずは来院にいたるまでのステップを見てみましょう。
分かりやすくするためにAISCEAS(アイシーズ)というアンヴィコミュニケーションズによって提唱された購買モデルにそって見てみましょう。
AISCEAS
認知=Attention
お客様:お店の存在を認知する
アプローチ:SEO、広告、看板、チラシ等で認知させる
関心=Interest
お客様:商品に関心を持つ
アプローチ:魅力、必要性を訴求し関心を持ってもらう
検索=Search
お客様:ネットで検索する
アプローチ:情報をサイト、SNSで提供する
比較=Comparison
お客様:近隣のお店とサービス、料金、立地等を比べる
アプローチ:他店と比べて強みをアピールする
検討=Examination
お客様:自分に今、必要か重要かを考える
アプローチ:他店と比べて強みを出す、悩みに沿った施術をアピール
行動=Action
お客様:予約、問い合わせの連絡をする
アプローチ:行動しやすい働きかけをする
共有=Share
お客様:体験を周囲の人に伝える、口コミ投稿
アプローチ:口コミしやすい流れを作る
購買行動がネット主流になっているため、欲しい→買うだけではなく購買行動のステップは増えています。
検討にかかる時間はどれくらいになるのか下記のような資料があります。
特に比較、検討にかける時間は商品が高額になっていくほど長時間になります。
なんとなく、体感として分かりますよね。
治療院で考えると「提供しているサービスが緊急性は無いけれど受けてみたいサービスが高額な場合」
例えば
・産後骨盤矯正、不妊、妊活整体
・発毛、脱毛、痩身…等
がそれにあたると思います。
最初にサイトを閲覧してから、数日後に閲覧している人の数が多い場合
比較、検討されているということです。
さきほどの、ユーザー維持率を見ると第5日目になると率が下がっています。
つまり5日間は、当店のサービスを考えている人がいるという事になります。
ユーザーがこの比較、検討をしている間に、
・行動(予約)にうつせるような期間限定クーポンを発行する
・他店と比べて強みが分かるような投稿
・不安要素を解消するためにどんな感染対策をしているかをブログやSNSで発信
・追いかけ広告を設定、次の検索機会を待たずして広告を配信できる
さらに、サイトのどこを重点的に閲覧しているのか計測できるのがヒートマップです。
赤はじっくり見られてる箇所
青はあまり見られていない箇所
再訪だけでなく、よく押されてるボタンやバナーがどれなのかも分かります。
あまり見られていない部分があれば、そこから求められているものを見つけ課題を克服します。
興味のある方はぜひ、ご相談ください!