こんにちは!
突然ですが、「デザイン経営」という言葉をご存知でしょうか?
「デザイン経営」とは、デザインを企業価値向上のための重要な経営資源として活用する経営である。
経済産業省と特許庁が2018年に「デザイン経営」宣言を発表。少しずつ社会に浸透してきました。
デザインと聞くと、「見た目の美しさ」をイメージするかもしれませんが、実はそれだけではありません。「デザイン経営」宣言には下記のように記述されています。
デザインは、企業が大切にしている価値、それを実現しようとする意志を表現する営みである。それは、個々の製品の外見を好感度の高いものにするだけではない。顧客が企業と接点を持つあらゆる体験に、その価値や意志を徹底させ、それが一貫したメッセージとして伝わることで、他の企業では代替できないと顧客が思うブランド価値が生まれる。
製品と言っているから製造業の話…?いえいえ、そんなことはありません!治療院経営にも当てはめて考えることができます。
治療だけすればOK…?先生の想いを伝えよう
「痛みのない生活で心から笑ってほしい」
「1人でも多く不調から救い出したい」
「日本中の困っている人を健康にしたい」
…などなど、治療院を経営されるにあたって大切にされている想いや理念、ありますよね。
その想いを表現するのがデザインです。
表現方法はホームページやロゴ、看板、内装などが考えられます。
地道に治療を続けていれば、いつか花開く…かもしれませんが、ここまで情報化社会になると、自分をアピールしていかないと埋もれる確率の方が大きいでしょう。
とはいえ、無理をして着飾って、目立てば良いというものではありません。
自分の想いを正しく伝えられるデザインをすれば、その想いに共感するお客様が来てくれるようになります。
そうしてお客様に「もう他の院には行きたくない」と思ってもらえれば、院をブランド化することができるのです。
施術もデザインの一環だと考えてみよう
「顧客が企業と接点を持つあらゆる体験」には治療自体も含まれると考えることができます。
つまりは、スタッフ全員が「院が大切にしている思い」を理解し実践しながら施術を行えば、それもデザインの一環です。
デザインの投資効果
「デザイン経営」宣言によると、デザインに投資している企業は高い成長率を見せています。
海外の調査では、
・デザインに投資すると4倍の利益が得られる
・デザインを重視する企業は過去10年で2.1倍成長した
といった結果が出ています。
日本ではまだまだ「デザイン経営」を実践している企業は少ないですが、世界のトレンドはデザイン経営に向かっていると言えるでしょう。
大切なのはユーザー目線
デザインでは、技術や数字だけでなく「人を中心に考える」ことを大切にしています。
ユーザー目線に立って、「どんなサービスが欲しいかな?」と考えてみると他社にはない新たなサービスが見つかるかもしれませんよ。
ポータルズでお手伝いできること
「デザイン経営」宣言によると、デザイン経営を実践するためには、経営チームにデザイン責任者がいることが必要です。
ですが、実際は治療院にデザイン責任者を配置するのは難しいですよね。1人治療院ならなおさらです。
そこで活用してほしいのが、ポータルズなど外部のブレーンです!
ユーザー目線に立って、院に合ったデザインをご提供することができます。
ポータルズの場合は、ホームページの他、チラシや名刺、ロゴのご相談などを承っております。
なかなかとっつきにくい「デザイン」ですが、他社と差別化するブランディングには欠かせない要素です。
この機会に自院の「デザイン」について考えてみませんか?