言葉に込められた想い

こんにちは、ヤマです。

「桃始笑」
これは、一体なんと読むのでしょうか。
答えは、「ももはじめてさく」です!

今日、3月14日はホワイトデーですが、古くから日本では1年を春夏秋冬と4つに分け、
更に24、あるいは72に分け、季節や自然の移り変わりを表現してきました。
今の季節は桃のつぼみが開き、花が咲き始める頃で、昔は「笑う」を「咲く」という言葉で表現したそうです。

さて、私の仕事はホームページに使われる文章の下地を書くこと。

少し前の話しですが、「百人一首を一首でも多く覚えよう!」と子供の宿題に付き合い、
「これって、どういう意味?」と聞かれ、「これは今でいう、ラブレターみたいなもん」と答えました。

「この短い文字数で、よく昔の人は相手に気持ちを伝えられたな〜」
「今やったら、LINEでスタンプやのにな」と感心する子供…。ほんまやな、と相づち。
とりあえず、百首はいきなり覚えられないので、とっかかりは…。

「淡路島 通ふ千鳥の 鳴く声に いく夜寝ざめぬ 須磨の関守」

これは、神戸あるあるか、兵庫県あるあるか、
国語の先生に「これは一番に覚えろ~!」と言われ、今でも言える一首です笑
31文字。短い文章に込められた想いとは、なんて奥深いものなんだろうと、
大人になり改めて思いました。

話しが逸れてしまいましたが、私が仕事をする際、一番手がかりになるのは、
弊社スタッフとお客様とのzoomの音声。
お話ししていただく言葉の1つひとつやちょっとした間、相づちにも気持ちがこもっているので、
取りこぼさないよう、耳を済ませて聞いています。
わずか1分の間でも沢山の言葉が並びます。31文字どころではありません。

是非、たくさんの言葉で先生のお気持ちを語って下さい。その言葉を頼りに、私たちはより良いホームページを作っていきます!

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